イメージが9割?サイトカラーが与える印象

WEBマーケティング

 

「新しく設立する会社のロゴやコーポレートカラーを決めかねている・・」というお悩みはございませんか。

どの色を使えばどんな印象を与えられるのか知りたい!という方向けに色彩心理学に基づいてご説明します。

自社のロゴやサイトカラーを決める際の参考にして頂けましたら幸いです。

 

・赤

「情熱の赤」と言われるように、視覚的に訴える力が最も強い色だと言われています。

視界に飛び込んでくる赤は目を引きやすく印象に残りやすいです。

また、食欲を増幅させるとも言われており、飲食系のロゴやカラーにもよく使われています。

バーゲンセールの広告などにも赤を入れるかどうかで「20%売り上げが変わる」と言われるほど人に与える心理的影響は大きいです。

日本企業のロゴにおいて、一番多く使われているカラーが赤だと言われています。

【赤を使った企業ロゴ一例】

・青

青は鎮静効果を与える色だと言われます。

街中の看板の色を青色にすると犯罪が減るともいわれているほど人に落ち着きを与える色になります。

また空や海、水といった広大な大自然のイメージも思い浮かびますよね。

爽やかさやクリーンさ、安心感のあるイメージを与えることから世界的にロゴカラーとして一番多く使われています。

また、青の食べ物があまりないことや、赤と反対で食欲を抑制させる効果があるともいわれている為、飲食系のロゴにはあまり使われていません。

【青を使った企業ロゴ一例】

・黄

有彩色の中で一番明るく、聴覚に訴える力の強い色です。

黄色い声援という言葉あるように明るい声やよく通る音のイメージは黄色に繋がります。

また明るく、希望のあるイメージがあることから、活動的なイメージを持たせたい企業でよく使用されます。

 

【黄を使った企業ロゴ一例】

・緑

五感のなかで嗅覚と関係が深いのが緑色です。においや香りから得る安心感やリラックス感と繋がります。

中間色なので、どの色ともバランスよく調和することができます。

薬局や衛生商品を扱う企業、飲食店、リラクゼーション系など、消費者に安らいだイメージを与えたい場合によく使用されます。

緑の語源は、日本では「瑞々しさ」、英語圏では「grow(育つ)」や「grass(草)」だと言われており、いずれにしても「新鮮さ」のイメージを持っています。

【緑を使った企業ロゴ一例】

 ・オレンジ

赤と黄色の中間色で、温かみのある陽気なイメージを与える万人受けする色です。

ビタミンカラーとも呼ばれます。デザイナーの間では「配色に困ったらオレンジ」と言われている程、汎用性の高い色です。

人の心を開かせ、コミュニケーションを活発にしてくれる効果があると言われています。

そのため、エンタメ系やキャリア系など、人との繋がりを重視したサービスを提供する企業に使われることが多いです。

【オレンジを使った企業ロゴ一例】

・ピンク

柔らかい優しい印象をもつ桃色は女性的なイメージが強くあります。

心や体に満ち足りた気分をもたらしてくれます。

合わないだろうと思っていても実際に当ててみると意外とはまる意外性のある色です。

女性的なイメージが強く、母性や安らぎを感じさせる色であると共に、味覚の甘みを刺激する色でもあります。

女性的な商品やお菓子によく使用されています。

色味がきつくなると、アダルトなイメージや下品なイメージを与えてしまうので注意が必要です。

【ピンクを使った企業ロゴ一例】

・紫

青と赤が混ざり合い多様な色合いが生み出される紫は、感性を鋭くしインスピレーションを高めてくれます。

動の赤と静の青、相反する色が共存しているため「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性をもっています。

他の色以上に、見る人によって受ける印象が大きく変わる色でもあります。

高貴かつ神秘的なイメージがあるため、女性向けの化粧品やファッション、デザイン、音楽、演劇などの芸術系分野の企業で採用されることが多いです。

日本では、古くから、身分の高い人間が身につける高貴な色とされており、その影響から、「高貴、上品」なイメージがあります。

【紫を使った企業ロゴ一例】

・グレー

自己主張せず周囲の色を引き立てる調和の色です。控えめな上品さがあります。

どの色にも馴染むため、柔軟性の高い色と言えます。メインカラーではなく、ベースカラーとして使用すると全体が安定します。

上品で落ち着いたイメージがあるため教育系や士業系の企業、または自動車や時計などの高額商品のロゴに採用されやすい傾向にあります。

ナチュラルで調和感のとれた印象を与えるため、日本では特に人気のある色です。

【グレーを使った企業ロゴ一例】

・白

光を透過する白は信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与えるので高い好感度があります。

白の真っさらな状態は始まりや出発といったスタートを印象づけます。

日本では、清廉なイメージから、企業ロゴとしても人気のある色です。

英語圏においても、善意や純粋などのプラスのイメージがあります。

【白を使った企業ロゴ一例】

・黒

無彩色で、光をすべて吸収する色です。

黒は光を反射することなくすべての色を吸収・遮断します。

周囲の色を引き締めて目立たせます。他の色に与える影響が強く、色を組み合わせたときには黒のイメージが上乗せされます。

強さや威厳、重厚さを感じさせるので、落ち着いたイメージや高級感を出したい企業に人気です。

【黒を使った企業ロゴ一例】

いかがでしたでしょうか。

ロゴやコーポレートカラーに使用する色によって、消費者に与えるイメージは大きく変わってきます。

様々な場面で消費者の目に触れるものなので、打ち出したい企業イメージや商品イメージに合せ、慎重に色を選びましょう。

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